エクセルのフォーム機能をお使いですか?
データを入力するための専用画面のようなものを「フォーム」と呼びます。
定型データの入力用として、エクセルではよく使われる機能です。
でも、一から自分でフォームを作るのって、初めての時は難しそうですよね。
そんなとき、ひな形、つまり「テンプレート」があれば便利です。
また、一度テンプレートを作っておけば、何度も同じものを作らなくて済みます。
テンプレートは、一般的にはワークシートのひな形です。
あなたが頻繁にお使いになるワークシートをテンプレート化しておくと、きっと作業効率がアップするでしょう。
そんな便利なテンプレートは、エクセルのファイルの保存形式を変えるだけで、簡単に作ることができます。
テンプレートの作り方
1.テンプレートとして保存したいものを作ります。
2.ファイルメニューの「名前をつけて保存」を選択します。
3.「ファイルの種類」から「テンプレート (*.xlt)」を選択します。
すると、保存先が自動的に「Templates」フォルダに移動します。
【参考】保存先は、あなたのお好きな場所で構いません。
4.「保存」ボタンをクリックし、テンプレートファイルを保存します。
テンプレートの使い方
1.エクセルのメニューの「ファイル」→「新規作成」を選択します。
2.作業ウィンドウの中から「標準のテンプレート」をクリックします。
テンプレートのダイアログ画面が開きます。
3.この画面から、使用したいテンプレートを選択し、「OK」ボタンをクリックします。
4.開いたテンプレートに、必要な入力をして、名前をつけて保存します。
このように、テンプレートは、必要に応じてデータなどを追加入力したり、修正したりして使用します。
テンプレートファイルは、修正、加工、入力をしても、元のファイルは変更されません。
読み取り専用ファイルと似ているもので、上書き保存はできない状態になっています。
テンプレートを壊さない仕組みになっていますので、安心ですね。
テンプレートは、エクセルの中に初めからいくつか入っています。
もし見たことがなければ、一度チェックしてみて下さい。
使えそうなものがあるかも知れませんよ。
また、テンプレートの無料サイトがいろいろありますので、チェックしてみてください。
そして、楽しみましょう!